オーヴ県リセー村の家族経営（レコルタン・マニピュラン）。ビオロジック認証を申請中（2016年で6年目）。 ピノ・ノワール100％でブラン・ド・ノワールを作ります。現当主はディディエ・グサール氏。リセーに四世代に渡って続く家柄、代々受け継がれている葡萄栽培農家ですが1989年に奥さんと弟さんが会社を設立。当初はディディエ・グサールと言う名でしたが、その後お姉様名義の畑も組み込まれグサール・エ・ドーファンに改称。2015年よりお姉様が引退しギュスタヴ・グサール（現当主の祖父の名前）となりました。コート・ド・ラ・モリエールの当主、イザベルとブルーノ・ペローからの紹介。雹の観測技師として働いていたディディエ・グサールとブルーノ・ペローは旧知の仲だそう。
丁寧な仕事、葡萄は手摘みで収穫、無農薬有機栽培を実践。醸造では近代的設備を導入、発酵はエナメルやステンレスタンクを使用。亜硫酸添加は3mg/L とほぼ無添加。フレッシュな味わいが魅力です。
フランスのElle à Tableが主催するコンクールにおいて最高評価のトロフィーを受賞したのがこのグサールの上位キュヴェ。ブラインドテイスティングでの最高評価は快挙。無名ながらも堅実に良い仕事をしております。
シャンパーニュのステレオタイプなイメージ（華やかさな印象）は皆無。朴訥な農民といった風情のグサール氏。BIO認証を2016年に取得予定。殆ど国内消費だった自分のシャンパンが日本を含め海外で飲まれることをさりげなく喜んでいました。
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