北海道南部、北斗市文月にある【農楽蔵】さんの自社畑【文月ヴィンヤード】に訪問してきました。車で揺られること約5時間、途中の大沼国定公園辺りから日差しや空気が一変、新緑の濃さも札幌とは違う、温暖な気候を肌で感じます。ここ文月ヴィンヤードは3ヘクタールのうち2ヘクタールにシャルドネとピノ・ノワールが植えられ、葡萄の傍には自家菜園の野菜が、畝間には多種多様な植物が、そして周辺には森があると言う生物多様性を尊重した自然豊かな環境。無農薬栽培を実践する佐々木夫妻にとってこれって理想なんだろうな〜とため息が出る素晴らしい農園です(もちろん一般立入禁止です)。
北海道の葡萄栽培は先人の知恵や技術の継承と言ったアドヴァンテージが少ない上、気候的に大変な労力を要します。無農薬有機栽培に限って言えば彼らこそ黎明期の張本人とさえ言える。毎年トライアンドエラーを繰り返しながら一歩ずつ前進し、何かとやってくる困難(害虫やら台風やら雪やら)を乗り越え(時には受け入れ)、年々進化し続けている農楽蔵の佐々木夫妻。北斗市に彼らの銅像が立つ日もそう遠くは無いでしょう。
そんな文月ヴィンヤードのシャルドネ【NORA】は日本のシャルドネの歴史を変える名作です。これが北海道で造られたワインだとは、フランス人醸造家でも驚くはず。
そういえば、この近くにブルゴーニュのモンティーユ家が進出してくるとか。モンティーユといえば泣く子も黙るトップドメーヌ。時代は変わりましたね。
円山屋ではショップスタッフを募集しております。
ワインがもっと身近になる、好きになる、そんな楽しさがいっぱい詰まったお店を一緒に作りませんか?
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★ 円山屋のワインが好きな方!
★ とにかく接客が好きな方!
★ ワインを含めてお酒が好き!食べる事が大好き!
★ ワインショップで働いていたけれどブランクのある方!
★ 経験も知識も無いけれどワイン業界で働いてみたい方!
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などなど大歓迎です。
円山屋はフランスとイタリアを中心に「自然な造り」をしているワインを主に取り揃えております。もちろん北海道産ワインも取扱っています。ワインと一緒に楽しめる輸入食材も選りすぐった品揃えが自慢です。
興味がある方なら商品の知識は追々ついてくると思います。ワインにまつわる知識がない場合、勉強したり調べたり色々覚えていけば得るものも多いかと思います。ぜひ興味を持って吸収して下さい。
現在20代~40代の女性スタッフが活躍中です。男性も歓迎致します!
上記を踏まえて『働いてみたい!』という方、ぜひエントリーをお待ちしております。
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【募集要員】 店舗運営スタッフ
【業務内容】
・来店するお客様への接客、売り場の設営や商品の管理、在庫管理、SNS等でのセールご案内など
【必要な資格・条件】
・当社取扱ワイン(主に自然なワイン)が好きな方
・パソコンがある程度使える方
【雇用形態】
・パート・アルバイトも可 試用期間は2ヶ月間。
【勤務時間】
・店舗運営スタッフ: 10 : 00~22 : 00 交代制 (土日祝日勤務可能な方)
週2-3日、1日2時間〜も可能です。
【待遇】
・店舗運営スタッフ:時給 ¥800~
交通費全額支給、雇用保険、社員割引、制服あり(店舗運営スタッフのみ)
【勤務先】
・ワインショップ円山屋 札幌市中央区南1条西27丁目マルヤマクラス1F
・ワインの円山屋 札幌市北区北6条西2丁目パセオウエスト1F
【応募方法】まずはお電話、もしくはメールにてご連絡ください
円山屋今村昇平商店 (まるやまや)
011-633-0808 (9:00 – Close 18:00)
vin.maruyamaya@gmail.com
追って、面接等のご連絡をさせて頂きます。
3月にオープンした札幌駅直結のワインショップ「ワインの円山屋」では、併設のスタンドバーで各国ナチュールや、念願叶って!北海道の「樽生ワイン」をグラスでご提供しております。函館の農楽蔵、札幌藤野ワイナリーに続いて、三笠のタキザワワイナリーが入荷です。
三笠まで樽を受け取りに、円山屋号のロシア製のバンが風圧で飛びそう&空を飛んでいるような爆音ノイズ(エンジン音でない何か)を発しながら一時間。久々に滝沢さんにもお会いしてきました。
今回樽詰めして頂いたのは、キャンベルアーリー・ロゼとデラウェアの2種類。ワインの円山屋で近々ご提供予定です。今年からはイベントにも持っていければと、、、夏!野外!樽生ワイン!
スタッフの方が「テラスが出来たのでどうぞ~」とのことで、直売所の方へ。
白樺の林、白いテラス、畑、爽やか。この日は気温12度ほどで寒いとしか言いようがなかったのですが、テラスにはテーブル席も出来てこれからの季節は最高かと。人影は滝沢さん。
昨年の冬は降雪が少なく、剪定後の下ろした樹が雪に埋まらず木肌剥き出し状態での越冬だったため、樹齢の高い樹から順に大きなダメージを被ったよう。5月下旬まで要注意な遅霜の被害はなかったものの、開花前の今の時期はつる割れ病というウイルス性の病害が発生中で、慣行農法のような楽な方法もあれど、、、自分はそうではない方法で、と、この日も若手スタッフが黙々と作業というかお世話に勤しんでいました。画像はピノ・ノワールの樹の芽。
「毎年起こることが違う、一年に一回しか試せない中で積み重ねたもので試行錯誤の連続。ワイン作りは畑の仕事が3/4だな~」と滝沢さん。
他業種からワイン作りを始めて15年。ブドウを育てるなんて無理!と言われた三笠で、目指す収量にはまだ届かないながら醸造所が稼働し理想が少しづつ形になる中、新しいパートナーシップも模索中で、タキザワワイナリーで理念を学んだり実務的な研修した方が美唄や千歳(栽培のほぼ実績なし)で実験的にブドウの植樹をしたばかりとか。良いブドウが採れるようになれば買いブドウで仕込むワインのクオリティも上がり、良い栽培農家も増えて、、、という一人、一世代ではまかないきれない仕事のシェア、次世代の育成、メディアに振り回されず地道にファンを増やしたいということ、やることは盛りだくさん、アイディアも尽きず、、、。
テラスから見える、ソーヴィニヨンブランの区画。
自然な方法に則ったワイン作りですが、自分のスタイルはあくまで「王道」と改めて名言されていたのが印象的でした。王道あってのカウンター、みんな違ってみんな良い!などと思いつつ樽を携えて戻りました。
現在販売中のワインとあわせて、ワインの円山屋でぜひ「樽生ワイン」もお楽しみ下さい。イベントか何かで、ズラっと全キュヴェ樽生で飲めたら楽しそうですね、、、!
ワインの円山屋
札幌駅直結 パセオ ウエスト 1階
Open 10:00 Close 22:00
ワインショップ円山屋 マルヤマクラス
地下鉄東西線 円山公園駅直結
Open 10:00 Close 20:00
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